糖尿病の検査の種類「1,5-AG検査」

1,5-アンヒドログルシトール検査または1,5-AGと呼ばれる検査です。

1,5-AGは糖の一種で、ブドウ糖と似た構造をしています。血液中に糖が増えることで、尿中への1,5-AGの排泄が亢進します。

そのため血液中の1,5-AGの濃度が急激に減少します。このことより1,5-AGが、急に減少している場合、血糖コントロールがうまくできていないということになるのです。

この検査は軽度の高血糖に敏感に反応します

血糖値のように食事や運動には影響されないので過去数日間の血糖値の指標となり、宴会などによる短期間のコントロールの悪化も見逃すことなく知ることができます。

そのためまた、食事療法や運動療法の効果をすぐに結果として知ることもできます。
  
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