糖尿病の検査の種類「フルクトサミン検査、グリコアルブミン検査」

フルクトサミンとは、血液中のタンパク質がブドウ糖と結合してできる物質です。このフルクサミンの量を調べることで、血液中にブドウ糖がどの程度増加しているかを知ることができます。

またグリコアルブミン検査とは、血液中のタンパク質の主要成分であるアルブミンが、どの程度ブドウ糖と結合しているか調べる検査です。

グリコアルブミンの基準値としては約12~17%です。これより高いようなら、血糖値が高い状態が続いているということになります。

この2つの検査では、過去約2週間の血糖コントロール状態を見ることができます。

HbA1C検査ではわからない、比較的短期間での血糖の変化をとらえることができるのが特徴です。なので低血糖、高血糖を繰り返しやすい人の血糖コントロールの目安や、薬物療法を始める時にその薬の効き具合を確かめたりする時に役立つ検査です。

グリコアルブミン検査の結果
30%以上→→不良
25~30%→→やや不良
20~25→→良
16~20→→正常値

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