糖尿病の食事における注意点

糖尿病を予防する食事・生活習慣とは、まずは食べ過ぎないこととバランスよい食事をすることです。

●緑黄色野菜を摂る。

厚生労働省によると、野菜を1日に350g以上、特に緑黄色野菜を120g以上摂ることを目標としています。

●亜鉛を摂る

糖尿病の人はインスリンの作用が十分でないため、細胞が十分な量のブドウ糖を血液中から取り込むことができません。その結果、体のエネルギーが不足し、疲れやすくなります。すい臓でインスリンを作る際には、亜鉛が欠かせません。亜鉛にはインスリンの働きを持続させる働きもあります。

●甘いものや脂っぽい食事を避ける。

甘いものや脂っぽいものは太りやすい食品ですので、食べ過ぎには気をつける。

●薄味の食事をする。

濃い味の食事をしているとごはんをたくさん食べてしまいがちのため、薄味の食事にしましょう。

●決まった時間に時間をかけて食事する。

ゆっくりかんで食事をすることが満足感を与えます。

●アディポネクチンを増やす。

アディポネクチンが2型糖尿病予防に役立つとして注目されています。アディポネクチンを増やす食品は、マグネシウム・食物繊維を多く含む海藻類、青魚、大豆などといわれています。

ちょっとした生活習慣の改善が糖尿病予防に役立ちます。

●糖尿病の予防には白米より玄米

米ハーバード大などの研究チームが、玄米などの全粒穀物を食べる人たちは、白米その他の精白した穀物を食べる人よりも2型糖尿病を発症するリスクが低い、とする研究結果を発表した。

●血糖値を上げやすいメニュー

炭水化物は血糖値を上げやすく、脂質は血糖値を下げにくくする。

お酒を飲むと、血糖値が下がり、食欲が増すと考えられており、つい食べ過ぎてしまうことが多いため、注意が必要。

ブドウ糖は血糖値を上げやすいため、摂り過ぎには注意。

朝食を食べないと、昼食を食べたときに血糖値が大きく上がる。

●血糖値を抑える食べ方

��.1口30回噛む

早食いをすると、インスリンの分泌が間に合わないため、急激に血糖値が上昇します。

��口30回噛むこと、つまりゆっくり食べることで血糖値の急激な上昇を抑えることができるというわけです。

��.食物繊維の多い野菜から先に食べる

糖分が食物繊維に絡まり、通常よりゆっくりと吸収されるため、食後の血糖値の上昇を抑えることができるそうです。

��.食後一時間以内にエネルギーを消費する

食後一時間以内に運動や入浴をすると、血糖値は抑えられるそうです。

運動や入浴で汗をかくと、エネルギーとして糖分が消費され、血糖値が抑えられる。

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