糖尿病の運動療法

運動療法は、血糖値を下げ、体重が減り、血液の循環が良くなるなど、たくさんのメリットがありますが、最大のメリットは「インスリンが効きやすい体になる」ことです。

 2型糖尿病患者の人は、インスリンに対して筋肉細胞や脂肪細胞の反応が鈍くなっていますが、運動を続けることによってこのような状態が改善されます。

運動としては、酸素を十分に取り入れて、体全体の筋肉をつかう有酸素運動が効果的だといわれています。

有酸素運動は、1回に20分から40分行い、週3回実施するとよいといわれています。無理なく、そして楽しくできる運動を生活に取り入れて、習慣にして長く続けることが大切です。

有酸素運動の例
・ウォーキング
・自転車
・水泳
・ジョギング
・ラジオ体操

 
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