日本の糖尿病の食事療法は、カロリー制限を中心に行なわれています。
現在の研究によれば、炭水化物が血糖値を上げることがわかっており、欧米では、炭水化物をコントロールする食事が糖尿病の食事療法となっています。
炭水化物は消化されるとグリコーゲンになります。
血液中にグリコーゲンが増えると血糖値が上がり、血糖値を下げるためにインシュリンが分泌されます。
インシュリンが分泌されると体は脂肪を蓄え始めます。
従って、インシュリンが分泌されないように、血糖値を上げないような食生活をすることが必要です。
精製された炭水化物ほど血糖値が上がりやすいと言われています。
玄米より白米、茶色い食パンより白い食パン、小麦粉を練った製品(パスタ等)よりシリアルの方が上がりやすいのです。